農業ボランティア(援農)の受入れ及びマッチングコーディネートについて

私の前職の繋がりから、毎年数件の農業ボランティアの受入れを行っています。(学生グループ、企業など)

私自身の農作業が助かることはもちろんですが、いろいろな方々との出会いが私自身にも刺激となり、この地域の農産物を知ってもらい関係人口に繋がることに気づかされました。

その経験から、農業ボランティアに行きたいという個人や小グループの人達と、人手不足で困っている農家さんとのマッチング(コーディネート)を微力ながら始めました。

 

私自身も東日本大震災や能登半島地震の際に、ボランティア活動に参加し被災地を訪れた経験があります。

「日本人は優しい」と誰もが思っていそうですが、ある調査機関によれば日本人の無償ボランティアの参加率は17%だそうです。

おそらく誰もが日常の生活や仕事に精一杯で、実際に参加できるのは学生や60歳以上の方々が多いようです。

 

ボランティアに行きたいと思ってる人はいるのに、「どこで受け入れてくれるのかわからない」という情報不足と、丁寧にマッチングして現場近くでサポートしてくれる方がいないというのが今の課題だと思います。

ボランティアの受入れを経験したことがない農家さんへボランティアの方々が行った場合…

現実としてありがちなのが、農家さんは無償ボランティアの方々がこなす仕事量への期待が大きく、普段有償で雇うパートさんたちがこなせる仕事量と比較して少し落胆します。

また畑への移動手段はどうするのか、当日までの準備打合せ(メールのやりとり)など、人手を必要とする高齢な農家さんほど気が回らずスマートに対応できません。

マッチングしただけで終わりではなく、両者にあらゆる可能性と事前情報を言葉で伝えるサポートと、当日及び滞在中も丁寧にサポート(コーディネート)する必要を経験上感じました。

 

交通費や滞在費は自己負担ながらも社会貢献活動としてせっかく来てくれた方々の想いを何とか意味あるものにできないか…

私自身も地域に貢献できるこの機会を大事にして、本業の合間に可能な限りお手伝いさせていただきます。

 

※マッチングコーディネートについては基本無償で行っています。

※主にりんごやぶどうの栽培に伴う農作業をお手伝いいただきます。

※事前にボランティア保険等の加入をご自身でお願いします。

 

興味のある方は当園ホームページからメッセージをお願いします。

 

 

訪日観光客(インバウンド)の農園訪問(農業視察)の受入れについて

私の前職(旅行会社)の繋がりから、日本を訪れる訪日外国人旅行者(インバウンド)の農園訪問(視察)を毎年数件受け入れています。(欧米、アジアなど)

海外で農業に関わる人達は、当然ながら日本の農家さんの現場の様子を知りたいものです。また農業に関わらない人達もりんごやシャインマスカットが実際に育っている畑をナマで見てみたいという方々は多くいます。

私自身が訪日農業視察の手配に多く関わった経験から、農家さんに何を聞いてみたい、畑で何を見たいかを想像して準備対応しています。

視察訪問用の配布資料づくり、畑で座れる場所の設置、農機や軽トラの紹介、試食実食(収穫時期によります)など

 

有名な観光地をたくさん訪れても時がたてばすぐに忘れてしまうものですが、農園で農家の人達と交流した想い出は通常の観光ツアーでは経験できません。

私自身もこの活動が地域貢献に繋がることで大いにやりがいを感じています。

 

農園訪問について興味のある企業の方は当園ホームページからメッセージをお願いします。

※資料提供や試食対応など受入れについては有料になります。

※言語対応不可のため通訳手配が必要になります。